2020年12月22日は風の時代のはじまりといわれる日。
‘風の時代がはじまるまでにやるべきこと’
‘○○しないと取り残される’
最近ネット上でこんな記事をよく目にするし、YouTubeでも同じようなテーマの動画をたくさん見かけるようになりました。
わたしは、完全に真逆の意見です。
新しい時代までにやらないといけないことなんてありません。
今回は‘風の時代までにやらないといけないことなんてない’というテーマで、筆者の意見をご紹介します。
時代が変化していることは間違いない
まず、新しい時代がはじまるというのは間違いなくその通りだと思います。
星読みに関心があるかないかに関わらず、これは多くの人が世の中の変化を肌で感じているはずです。
ちょっとここでマドモアゼル愛先生の言葉をご紹介します。
‘人が生きていく間で、自分の全ての根底すら変えてしまうような大きな事象、出来事を一生のうち1回2回は体験すると思うんですね。私は、それはこれからの1年間であろうというふうに思っているわけです。’
2020年、新型コロナウイルスによりわたしたちの生活は変わりました。
’変わった’というより、‘変えるしかなかった’と言ったほうがいいかもしれませんね。
この一年を経験したわたしたちは、この後どうなっていくのでしょう。
どんな未来が待っているか、楽しみ半分、不安半分。
その時その時を面白がって生きていけるといいなと思っています。
不安をあおるのは良くない
星読みで、ある程度世の中の流れはつかめます。
例えば2020年に大ヒットした鬼滅の刃。
流行を司る木星が、山羊座という古き良き伝統的なものを示すサインだったことを考えれば納得です。
でも、鬼滅の刃そのものが面白くなければみんながハマって夢中になることはなかったはず。
そう考えると、何かあったときだけじたばたしたってどうしようもありません。
風の時代がくるからといって2、3日だけ何かしたところでどうにかなるわけがないんです。
期間を限定せず、
「これからはこういう考え方で方向性を探るといいんじゃない?」
「これからの人間関係はこういうふうにするといいんじゃない?」
という考えはわたしにもあります。
ただ、これはたった数日のことではなく、ある程度長い目でみての話です。
ですから‘あと○日以内にこれをしないと時代の流れに乗り遅れる!’などと言って不安をあおるのは最低です。
言うまでもなく、それでセミナーや商品に誘導するなどは、どう丁寧に言ってもいいやり方とは言えません。
ただ、セミナーや商品を提供する側はそれで利益をあげ、利用する側もそれで安心感を得ることができるならWin-Winです。それはそれでしあわせなあり方なのかもしれませんね。
今おすすめの過ごし方は、年末ですし、冬至でもあります。
ですから、この一年の振り返りや来年一年間と特に3月末くらいまでをどのように過ごすか想いを巡らせるのはすごくいいと思います。
ノストラダムスの大予言は結局何もなかった
ノストラダムスの大予言を覚えていますか?
「1999年7の月に人類は滅亡する」というものです。
懐かしいですね。わたし、高校生でした。
若い方は記憶にないかもしれませんが、当時かなり話題になったんです。
ノストラダムスは、16世紀フランスの医師で占星術師。
当時ヨーロッパの教会学校では天文学を教養のひとつとして教えていたそう。
また、当時の占星術の先進国がフランスであったこと、医者になるためにノストラダムスが大学を出ていることを考えると占星術を学ぶチャンスは多く与えられていたのではないでしょうか。これはあくまでもわたしの予想ですが。
ノストラダムスの大予言は詩なのですが、その中で火星についてふれています。
ですから、彼は占星術をもとに未来予知をしたと言えます。
しかし、16世紀は今のようにパソコンでささっとホロスコープを出せる時代ではありません。それに加えて、今は当たり前のように星読みで使われる天王星、海王星、冥王星の存在がまだわかっていない時代。
結局、1999年7月はふつうに過ぎていきました。
何が言いたいかというと、今回もふつうにしていればいいんじゃないでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は‘風の時代までにやらないといけないことなんてない’というテーマで、筆者の意見をご紹介しました。
激動の2020年を間もなく終えて、新時代に。
どんな未来が待っていようと、今自分に出来ることをやっていくしかありません。
縁があってこの記事を読んでくださったあなたの幸せを、心から願っています。