サラダ油が体に悪い理由は?

食の安全を気にするようになってから、油にこだわるようになりました。

そこで気になったのがサラダ油の圧倒的な安さ。

スーパーに行くと様々な種類の油が並んでいますが、サラダ油は群を抜いて安いです。

そこで今回は「サラダ油が体に悪い理由」を漢方養生指導士の筆者がご紹介します。

「どうしてサラダ油は体に悪いの?」
「体に悪い油は他にもある?」
「体にいい油が知りたい」

このような方におすすめです。

目次

サラダ油が体に悪い理由は?

サラダ油が体に悪い理由は、安くて腐らないから。

サラダ油はお手頃価格で、しかも長期保存に向く大変便利な油です。
しかし、ちょっと考えてみてください。

なぜ安い?
なぜ腐らない?

ちょっとわかりにくいと思うので、ひとつずつ説明します。

サラダ油はなぜ安い?

サラダ油がなぜ安いかというと、効率よく作られているから。

サラダ油は高温にしてギュッと抽出するので、材料費、人件費、その他の諸経費などコストを抑えることができます。

ちなみに、上にも書いたとおり、サラダ油は高温で抽出します。
ですから、トランス脂肪酸に変わってしまっていることもあります。

サラダ油はなぜ腐らない?

次に、サラダ油がなぜ腐らないか。
それは、栄養分が残っていないからです。

搾るときに精製しているので、ビタミンやミネラルなどの栄養分が残っていないため腐りにくくなっているんです。

体に悪い油

続いて体に悪い油のご紹介です。

「絶対食べるな!!」と強く否定するつもりはありませんが、
できる範囲で避けることをおすすめします。

体に悪い油はこちらです。

マーガリン
ショートニング
サラダ油

注意したいのは、トランス脂肪酸です。

トランス脂肪酸は生活習慣病をはじめ様々な病気のもとになります。
注意しましょう。

体に良い油【おすすめはコレ!】

せっかくなら、体に良い油を使いたいですよね。
おすすめの油はこちらです。

エキストラヴァージン・オリーブオイル
亜麻仁油
エゴマ油
グレープシード油
シソ油
ココナッツオイル

ひとつ選ぶならコレ!

この中で断トツおすすめなのが、エキストラヴァージン・オリーブオイルです。

手に入りやすいし、ふだんのメニューにも取り入れやすいです。

オリーブオイルを多用する地中海地域の人々は健康なんだそう。
ぜひ、今日の食事に入れてみてください。

エキストラヴァージン・オリーブオイル、使うときにひとつだけ注意点が。
それは、加熱せずに使うということ。

加熱すると酸化してして栄養価が低くなってしまいます。
食べる直前に風味づけとして使いましょう。
おすすめの食べ方をいくつか紹介します。

エキストラヴァージン・オリーブオイルおすすめの食べ方

おすすめの食べ方はこちらです。

・サラダにかける
・納豆にちょい足し
・ごはんにかける。しらす、海苔、ゴマをトッピングして、最後に醤油とエキストラヴァージン・オリーブオイルを回しかけると最高に美味しい。

他にも、ヨーグルトにかけたり、切ったトマトにかけて食べたり、本当に無限に使うことができます。

ちょっと意外かもしれませんが、エキストラヴァージン・オリーブオイルは、出汁やかつお節など和食と相性抜群です。

気軽にいろいろトライしてみてくださいね。

油の使い分け

熱い料理にはココナッツオイルがおすすめ。暑い地方の油なので、酸化しづらいという特徴が。

反対に、冷たい料理には亜麻仁油エゴマ油がおすすめ。サラダにぴったりです。

体に良い油も、摂り過ぎはNG

油、摂りすぎてませんか?
油の一日の目安摂取量は15グラムなんだそう。

これは大さじ1杯分なので、あっという間です。
パンにバターを塗って食べたらもうそれだけでオーバーしてしまいそうです。

「夕食に揚げ物を食べたら、次の日の朝食はお米にする」など、自分ルールを作って工夫しましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
今回は「サラダ油が体に悪い理由は?」という内容を、漢方養生指導士の筆者がご紹介しました。
今回の内容をかんたんにまとめます。

  • サラダ油が体に悪い理由は、安くて腐らないから。
  • 体に悪い油は、マーガリン、ショートニング、サラダ油
  • 体にいい油の中で特におすすめなのが、エキストラヴァージン・オリーブオイル

 

ひとつでも役に立つ情報があればうれしいです。

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