自分のこどもが嫌い。いなくなって欲しい。そんなあなたへ

「我が子だけど嫌い。もう無理」
「こんな毎日を終わらせたい」
「この世からいなくなればいいのに」

わたしも小学生の娘がいるのですが、いまだにこう思う瞬間があります。

今回は、心理カウンセラーの筆者が、わたしと同じようにこのような感情で胸が張り裂けそうになっているあなたに向けて書きました。

目次

これ以上は頑張れない

つい先日、こんなことがありました。
以前親しかった知り合いとばったり遭遇し、軽く立ち話をしたときのこと。

わたしは「娘が小学生になったけど、いろいろ大変なんだよね」
と言いました。深い意味はありません。言葉どおり。

それに対しての相手の言葉で考えさせられました。
それはこちらです。

「10才まで我慢して。そうすれば、楽になるから。頑張って!」

彼女はわたしと同じ年齢で、二人のお子さんは中学生。
自分の経験から、良かれと思って出たアドバイスがこの言葉だったのでしょう。
気持ちはありがたいです。
しかし、その言葉を聞いてわたしはこう思いました。

「我慢?頑張る?もうこれ以上出来ない!!!
10才までってあと3年?絶対無理。」

心のなかのフワフワした繊細な部分を鋭い刃物で切り裂かれた気分で、体がギュッとこわばっていきました。

わたしは頑張っているのに、もうこれ以上頑張れません。

心は自由。何を思ってもいい。

今この記事を読んでくれているあなたも、頑張っているんだと思います。

「自分のこどもが嫌い。」
「いなくなって欲しい。」

このような感情は、日々がんばっているあなたが不自由さを感じているからこそ湧き出るもの。

まず、その感情を認めてあげましょう。
あなたの心は、あなたのものです。
何を思おうと、あなたの自由。

「○○と思わなければいけない」というものは何もないはずです。
本当は。

でも、
「母親だからこどもは可愛くて当たり前」
「母親だからこどものために自分を犠牲にするのは当たり前」
「母親だから・・・」
「母親だから・・・」
「母親だから・・・」

挙げればきりがないほど、世間には暗黙の謎ルールがたくさんあります。

しかし感情をそこに寄せる必要はありません。

何度も言いますが、
あなたの心は、あなたのものです。
何を思おうと、あなたの自由。

だから、こんなふうに思う必要も全くありませんよ。

「こどもを可愛いと思えない自分はダメな母親なのかな。」
「こどもより自分を優先したい自分はダメな母親なのかな。」

母親に良いも悪いもありません。
産んだという事実、これ自体が立派なことです。

こどもはいろいろな人の力で、成長していけばいいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「自分のこどもが嫌い。いなくなって欲しい。そんなあなたへ」という内容でした。

わたし自身もいまだにこう思うことが多々あります。
心理カウンセラーなのに、心についてたくさん勉強したはずなのに、と自分が嫌になることも。

まずは自分の気持ちを認めてあげましょう。

あなたの心は、あなたのものです。
何を思おうと、あなたの自由。

それで腑に落ちる感覚や納得感があれば、少し気持ちが落ち着くはず。

少しでもお役に立つ情報があればうれしいです。

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